築50年の丸太梁
家の屋根を支える大事な横たわった大きな木。
丸太を一本そのまま使っております。
大工さんによって計算しつくされた墨によって
出された線を元に柱を建てたり母屋と言って
柱と柱をつなぎ合わせたりします。
まだ、パソコンや電卓などなかった時代に複雑な
角度や勾配を大工さんは現地で出してましたが
どうやって出していたかご存知ですか。
それは『さしがね』や『かねじゃく』や『まがりかね』と
言われるL字型の金属製の定規を使います。
その『さしがね』を上手に使って見事な家を建てます。
昔の人の知恵はすごいなと関心しながら
古き良きを知り、新しき技術を学ぶ現代の職人さんは
すごいなと思う今日この頃です。