LDKリフォーム中!④ー内装工事
神戸市にてLDKのリフォーム工事中です。
大工工事が終われば次は内装工事です。
▽同現場の前回のレポート
大工さんにて壁など柱を建て石膏ボードを貼ります。
石膏ボードの大きさは182cm×91cmです。
それらをペタペタとステープル(ホッチキスの足が長い物)や
ボードビスなどを使って留めていきます。
大きさは自由にカット出来るので最後の
貼り終いはカットして貼ります。ここまでが
大工さんの仕事で、ここからが内装工事になります。
ボードを貼るとどうしても継ぎ目が出来てしまいます。
そのままクロスを貼ると継ぎ目の位置で線が
表面に出てくるので、そうならないように
パテを埋めて継ぎ目が無くなるようにフラットに
していく下地処理を行っていきます。
パテを乾かして継ぎ目がなくなったらクロスに
ノリを塗っていきます。クロスの幅は約90cmで壁の長さに応じてカットします。
模様や柄が歪まないように慎重に垂直に一枚目を貼ります。
実寸より少し長めにカットされたクロスを
貼って余った分は現地に合わせてカッターで切り落として行きます。
次は二枚目を貼りますが二枚目のクロスの
継ぎ目は一枚目に少し被せて二枚同時に切ります。
そうすると切り目が同じ位置なので一枚目の
下にあるクロスと二枚目の被さってる余分なクロスを
取り除くと継ぎ目がよく見ても分からないくらい
綺麗にそろいます。
この作業を繰り返し順番に貼って行き、
最後は一番最初に貼った一枚目のクロスに被せて
二枚同時にカッターで切り
余分なクロスを取り除けばグルッと一周回って終わりです。
口で言うのと職人さんがしているのを見ているのは簡単ですが
実際は一枚貼るのにも工程がいっぱいあり
シワを伸ばす力加減やカッターで切る力加減
ローラーを転がして継ぎ目を抑える力加減は
絶妙な技が必要とされるので職人さんは大変だと思います。
また仕上げの工事なので汚れやキズなども
付けれないので細心の注意が必要となってきます。